2017/10/13
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F.誕生ヒストリー【第9話】
猫も医療用ウエアでやさしく守ってあげて。



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【第9話】猫も医療用ウエアでやさしく守ってあげて。

 

いま、空前の猫ブームといわれています。

雑誌の猫特集や猫グッズなど、その人気はうなぎのぼりで、猫による経済効果をもじった「ネコノミクス」という造語も登場するほどのモテモテぶりです。

そんなブームになる少し前、犬服に集中していた私に「猫服」開発の話が度々持ち上がっていました。

「でも、ちょっと待って。猫は高いところに跳んだりするから服がひっかかると危ないでしょ。絶対やらない」と断っていたんです。

その主張をくつがえしたのが当社にグラフィックデザイナーとしてやってきたSくんでした。

彼はたまたま捨て猫をもらいうけ、その愛らしさにやられてしまったという愛猫家。

Sくん曰く「犬服があるのなら猫服もというイージーな考えではなく、猫がエリザベスカラーをつけると犬よりもっとバランスを崩して大変なんです。

術後服を着せる方がストレスはうんと小さいので、ぜひ作ってほしい」。

動物病院の先生も同じことをおっしゃったので、自分の考えは間違っていたなと思いました。

 

 

早速、猫用の術後服と皮膚保護服の製作に取りかかりました。

術後服は従来のバッククロスタイプだと猫特有の体のしなやかさとなで肩により、肩ひもがスルッと落ちてしまいます。

そこで大型犬用に考案した新バッククロスを採用することで着せやすく脱げにくいデザインを実現。

面ファスナーで固定するので体型に合わせて調節もできます。

皮膚保護服は犬用同様、皮膚への刺激を最小限にするため、縫い目を外側にし、猫の首の長さに合わせ、首まわりの皮膚もしっかりカバー。

すっと頭が通せるゆとりを持ちながら、脱げにくい寸法を追求しました。

「これがあって助かった~」と多くのオーナーさんに喜ばれています。

問題はいつ服を着せるか、なんです。

「必要になったときでいいのでは?」と思われますが、大きくなってから猫に服を着せると違和感があるのか、バランスを崩してこけやすいんです。

一度そんな経験をすると次から服を着てくれません。

いざというときに術後服や皮膚保護服が役に立たないのでは困りますね。

そうならないよう仔猫のうちか、元気なときに洋服を着せると慣れてくれると思います。

まずは簡単なスタイルのタンクトップからがおすすめです。

猫服デビューはいつがいいの・・・今でしょ(笑)

(きむあつこ)

 

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