災害時に備えるだけでなく、日頃の健康管理も我が子を守る大切な準備のひとつです。
まずは、かかりつけの動物病院を決めておきましょう。
ワクチン接種や定期検診だけでなく、通院に慣れておくことで、いざという時も落ち着いて対応できます。
また、非常時に備えた「ペット用避難セット」も準備を。
薬・フード・リード・キャリーなど、数日分をひとまとめにして、いつでも持ち出せるようにしておくことが安心につながります。
避難所のペット受け入れ可否は地域によって異なるため、事前に確認し、同伴可能な避難所や一時預け先の情報をまとめておくことも大切です。
通院は、健康を守るための大切な時間です。安心して受診するために、以下の点を意識しておきましょう。
かかりつけ医を決めておく:自宅から通いやすく、緊急時にも対応できる病院を選びましょう。
診察記録の管理:ワクチン歴や治療内容は、紙でもデジタルでも分かりやすく保管しておくと便利です。
通院時の準備:スリングやリード、直近の体調メモや食事制限の確認など、当日の持ち物をチェック。
ストレスを減らす工夫:お気に入りのタオルやおもちゃを持参し、移動中は温度管理や混雑を避けることもポイントです。
ペット保険も選択肢に:万が一の治療費に備えて、保険加入を検討するのも安心につながります。
特にシニアの子は、ちょっとした変化が体調のサインになることも。「いつもと違うかも」と感じたら、迷わず獣医師に相談を。
災害時に備えて、ペットと一緒に安全に避難するための準備を整えておきましょう。
避難用品の準備:最低3日分のフードと水、常備薬、健康手帳、首輪・リード・ドッグスリング、トイレ用品や衛生グッズはひとまとめにしてすぐ持ち出せるように。
身元確認の対策:マイクロチップの装着や迷子札の常時装着・情報の更新を忘れずに。ペットの写真もスマホや印刷で常備しておくと安心です。
避難に慣れさせておく:キャリーに慣れる練習、基本指示のトレーニング、他の動物や人との接触に慣らすことも大切です。
避難先とルートの確認:ペット同伴可の避難所や、一時預かり先・動物病院の連絡先をリスト化しておくと、いざという時に慌てずに行動できます。
災害時は、我が子と離れ離れになるリスクも高まります。
日ごろの準備と訓練が、緊急時に命を守る大きな力になります。避難所の受け入れ体制は地域で異なるため、必要に応じて代替の避難先も検討しておきましょう。