体臭・防菌対策
抱きしめたとき、ふと気になるにおい。
犬の体臭対策には、日々のグルーミングと衛生管理が欠かせません。
週に1〜2回のブラッシングで抜け毛を取り除き、皮脂のバランスを整えることで、においの軽減につながります。シャンプーは犬種や生活環境に合わせ、洗いすぎないよう注意しながら、皮膚本来の保護力を守ってあげましょう。
また、耳・口まわり・足裏は汚れがたまりやすく、細菌が繁殖しやすい場所です。こまめに拭き取り、しっかり乾かすことが大切です。
寝具や食器など、身の回りのものを清潔に保つことも、においを防ぐ大切なポイントです。
体臭が気になりやすい犬種とその特徴
犬種によっては、体の構造や被毛の特徴から、体臭が強くなりやすい傾向があります。以下のような犬種は、特に日常的なケアを意識してあげましょう。
シャーペイ：皮膚のしわが多く、間に湿気や汚れがたまりやすいため、独特のにおいが出やすい犬種です。
コッカースパニエル：長い耳と豊かな被毛で通気性が悪く、耳や皮膚に細菌が繁殖しやすくなります。
パグ：顔のしわに水分や汚れが残りやすく、放置するとにおいの原因に。こまめな拭き取りが大切です。
バセットハウンド：垂れた皮膚や大きな耳に湿気がこもりやすく、特別なケアが必要な犬種です。
効果的な体臭対策
体臭対策は、日々のケアの積み重ねが大切です。以下のポイントを意識して、清潔で快適な状態を保ちましょう。
シャンプー：犬種に合った頻度で行い、皮脂や汚れをすっきり除去。
しわのケア：しわの間は汚れやすく、清潔にしてしっかり乾かすことが重要です。
耳掃除：耳垢や湿気がたまりやすい犬種は、定期的なケアで感染を予防しましょう。
口腔ケア：歯磨きやデンタルケアで口臭を防ぐことが、全体の体臭軽減にもつながります。
ブラッシング：換毛期にはこまめに毛を取り除き、皮膚の通気性をキープ。
皮膚チェック：炎症や湿疹はにおいの原因になるため、早めの対応を心がけましょう。
食事の見直し：栄養バランスの良い食事で腸内環境を整え、においを内側からケア。
抗菌ウェアの活用：抗菌加工されたウェアを着せることで、菌の繁殖を抑え、体臭対策に役立ちます。